「バレエもやった方がいい」は本当?新体操にバレエが必要な理由と取り入れ方

 

新体操にバレエって本当に必要?と悩むママへ

新体操を習っていると、
「バレエもやった方がいい」ってよく聞くけれど――

✔ クラブでバレエを取り入れているけど、何のためにやっているか漠然としかわからない
✔ 周りの子はバレエ教室に通っているけど、うちは大丈夫?
✔ そもそもなんで必要なの?

そんなふうに疑問に思ったことはありませんか?

バレエをやらせた方がいいのかな、と感じるママたちの多くは、
実は「わが子の動きをもっときれいにしてあげたい」と思っています。

たとえば――

・動きがかたい
・つま先や膝が曲がってしまう
・肩が上がってしまう

そんな小さなクセや課題をどうにかして改善したい。
そう思う気持ちが、自然と「バレエやった方がいいのかな?」につながっているのです。

お子さんの頑張りを応援しているからこそ、
ふと湧いてくる不安や迷い。
その気持ち、とてもよくわかります。

バレエは新体操の“基礎”になる

新体操において、バレエは必要不可欠な存在です。

なぜなら、バレエを通して――

・正しい体の使い方
・美しい姿勢
・細やかな表現力

これらを身につけていくことができるからです。

さらに、
正しい体の使い方を覚えることで、ケガを防ぐことにも繋がります。

単に見た目の美しさだけではなく、
安全に、そして長くパフォーマンスを続けていくためにも、
新体操にバレエは必要な要素だといえるのです。

こんな方に読んでほしい

この記事は、こんな方に向けています。

✔ 新体操を頑張るお子さんを応援しているお母さん
✔ バレエを取り入れた方がいいと聞くけれど、どうすればいいか迷っている方
✔ 今の練習内容だけで十分か、不安を感じている方

この記事でわかること

この記事を読むと、次のことが分かります。

✔ なぜ新体操にバレエが必要なのか、その理由
✔ バレエを始めるタイミングと、無理なく取り入れるコツ
✔ 信頼できる指導環境を選ぶためのポイント

バレエの必要性に悩む理由とは?

「バレエが必要」とはよく聞くものの――

✔ なぜ必要なのか、具体的な理由がはっきり見えていない
✔ 情報が多すぎて、どんなふうに取り入れたらいいか分からない
✔ バレエで習ったことが、新体操の動きにうまく活かせていない

そんな状況が、ママたちの不安や迷いを生み出しています。

目的や正しい取り入れ方があいまいなまま、
「とりあえずやった方がいいのかな?」と流されてしまい、
本当に必要なサポートができないまま時間が過ぎてしまう――
これが、悩みの根本的な原因になっているのです。

新体操に活かすためのバレエの取り入れ方

新体操にバレエを活かすために本当に大切なのは、
一つ一つの動きが、新体操のルールや難度に繋がっているかどうかを意識して取り組むこと。

ただバレエを習うだけでは、その動きが演技に活かされず、
「頑張っているのに変化が見えない」という結果になってしまいます。

そのためには、
・正しい体の使い方・美しい姿勢・細やかな表現力を順序立てて育てていくことが重要です。

目に見える所に注目しがちですが、
体の内側の感覚や正しい動き方を記憶させていくことで、
ケガの予防にもつながり、演技の質も自然と高まっていきます。

そして、
身体の構造を理解し、新体操に必要な要素を意識して指導できる環境を選ぶこと。
それが、バレエの動きを「新体操に活かせる力」へと変えていく第一歩になります。

実際にこんな変化が起きています

正しい体の使い方を順序立てて育てていくことで、
実際に多くの選手が成果を感じています。

たとえば――
⚪︎定し、ピボットやジャンプの精度が格段に向上した
⚪︎姿勢が整い、演技全体が美しく見えるようになり、点数UPに繋がった
⚪︎身体への負担が減り、ケガをしにくくなった
⚪︎自分で体の使い方を意識できるようになり、先生に指摘されたポイントをすぐに体で表現できるようになった
⚪︎試合直前に難度や投げ受けの調子が崩れても、自分で原因を分析できるため、不安に飲み込まれず、試合に集中できるようになった

バレエの動きをただなぞるのではなく、
「新体操のために、何を身につけるべきか」を意識して積み重ねることで、
確かな変化が生まれていきます。

すぐに結果が出るわけではなく、
遠回りに思えるかもしれませんが、
身体づくりを丁寧に進めた先にこそ、
新体操にバレエを活かす本当の意味が見えてきます。

新体操にバレエを活かすための大切な視点

バレエは、新体操を頑張るお子さんにとって
「なんとなくやった方がいいもの」ではありません。

正しい体の使い方、
美しい姿勢、
細やかな表現力。

これらを身につけていくために、
バレエはとても有効な手段です。

そして本当に活かすためには、
全ての土台となる、身体づくりを丁寧に進めていくことがポイントです。

「なぜやるのか」「どう取り入れるのか」を理解しながら取り組むことで、
目に見える成果へとつながっていきます。

身体の仕組みを理解し、正しい視点で導いてくれる教室や先生を選ぶことで、
お子さんの未来は大きく広がっていきます。

確かな一歩を積み重ねていきましょう。

まず、今できることから始めよう

もし今、

「うちの子にもバレエ、取り入れた方がいいのかな…」
「でも、どうやって?どこで?」と迷っているなら、
まずは次のことから始めてみてください。


◆ STEP 1:目的を整理する
・バレエを通して、どんな力を育てたいのか?
(姿勢?柔軟性?表現力?ケガ予防?)


◆ STEP 2:バレエを“新体操に活かす”視点で見てみる
・新体操の動きとつながる指導をしてくれるか?
身体の使い方を、わかりやすく丁寧に伝えてくれるか?


◆ STEP 3:体の仕組みを理解して導いてくれる教室や先生を探す
子どもの成長に合わせて寄り添ってくれる、安心できる場所かどうか
・体の基礎づくりを大切にしているかどうか


良いバレリーナを育てている教室や、有名なバレエ教室が、
必ずしも新体操選手にとって最適とは限りません。

目指すゴールが違うからこそ、
「いま、この子に必要なこと」が学べる環境を選ぶことが何より大切です。

魅力的な選手になるためにも、試合で良い点数を取るためにも、
焦らず、でも確実に、
お子さんの可能性を広げる選択をしていきましょう。

bodybasis 伊藤友紀