「がんばってるのに、結果が出ない…」
ジャンプの悩みに共通する“体の使い方”とは?
こんにちは。ボディベーシスの伊藤です。
私はかつて、新体操クラブやバレエ教室でバレエとボディコンディショニングを指導してきました。
現在はピラティススタジオを主宰し、個別レッスンや外部での指導も行っています。
スタジオにはさまざまな競技をされている方が通われており、体づくりの基本はどの競技にも共通すると日々実感しています。
今回は、”新体操に取り組むお子さまの“ジャンプの悩み”についてお話ししたいと思います。
こんなお悩み、ありませんか?
- 一生懸命ジャンプ練習しているのに、高さが出ない
- 大ジャンプやジャンプターンで開脚がたりず、点数が取れない
- 結果が出ない日々が続き、だんだんやる気が落ちてきた…
これらは決して、努力が足りないわけではありません。
ただ、「体の使い方」や「筋力のバランス」が整っていないことで、成果につながりにくくなっていることがあるのです。
「努力の方向性、間違っていませんか?」
がんばっているのに伸び悩むとき、親としても「もっと練習すれば…」と思ってしまいますよね。
でも、ジャンプの悩み=ジャンプ練習だけで解決するとは限らないんです。
「飛べる体」には共通の法則がある
ジャンプが高く、美しく飛べる子どもは、他の難度も上手にこなしていきます。
その理由は、使っている筋肉や体の仕組みに共通点があるから。
ジャンプに必要な筋力・柔軟性・体幹バランスは、演技全体の土台になります。
つまり「飛べる体」は、「動ける体」。
どんな難度にもつながる“応用力のある体”です。
がむしゃらな練習が遠回りになることも…
何度も繰り返しジャンプの練習をしていれば、いつか飛べるようになる──
そう信じてがんばっている子も多いですが、
・ジャンプを踏み切る時の体のバランスが崩れている
・床をきちんと押す足が育っていない
・着地が毎回不安定
そんな状態で繰り返すと、かえって“飛べない癖”が定着してしまうことも。
だからこそ、「まずは整った体の状態を知ること」が大切です。
ボディコンディショニングの3つのポイント
私がレッスンで大切にしているのは、次の3つです:
✔️ 正しい姿勢と位置を知る
骨盤や胸、頭からつま先までの位置──すべての難度のベースになる「体の中心」を整えます。
✔️骨盤を安定させて動けるようにする
体の土台となる骨盤を安定させることでパフォーマンスが安定します。
✔️正しい筋肉の使い方を習慣つける
力まかせではなく、必要な筋肉を効率よく使うことで、無理なくジャンプ力を引き出します。
ジャンプは“技”じゃなく“全身のつながり”
ジャンプの始まりと終わりには必ず膝の曲げ伸ばしがありますよね。
ジャンプは踏み切りがあって、空中での体勢があって、着地があります。
そして次の動きの始まりになり、演技のあらゆる動作につながっています。
つまり、ジャンプを見直す=演技全体の底上げにつながるのです。
骨盤の安定、足裏の感覚、体幹の働き、胸の広がり、そして呼吸。
体の土台が整えば、ジャンプは自然に高く、美しくなっていきます。
特別レッスンのご案内
そんな体づくりのヒントを実際に体験できる、ピラティスセミナーを開催します!
🗓 日時:8月24日(日)
📍 場所:みんなの森ぎふメディアコスモス おどるスタジオ
⏰ 時間:13:30〜15:00(90分)
👧 対象:バレエ・新体操・その他競技をされている
小学4年生以上の方(その他要相談)
💡 内容:
- 骨盤・体幹バランスチェック
- 体幹を安定させるためのエクササイズ
- ジャンプ力UPのための体づくり
- セルフコンディショニングの体験ワーク
参加ご希望の方は、お申込み専用フォームにご記入の上送信してください→【コチラ】
※定員制のため、早めのご予約をおすすめします

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おわりに
「うちの子、がんばってるのに伸び悩んでるかも…」
そう感じたときは、がんばり方を変えてみるチャンスです。
ジャンプだけじゃない。
演技全体が変わる“体の整え方”、この機会に一緒に体験してみませんか?^ – ^
伊藤友紀